5.歯ぎしり

自分自身では気づきにくい癖のひとつであり、就寝時に無意識に行っていることが多いのが「歯ぎしり」です。
歯ぎしりは、歯周病の直接の原因ではありませんが、『歯ぎしり』をする方は歯周病の進行が早くなり、より症状が重症化するとされています。
歯ぎしりは、間に何かを挟むわけではなく、直接上の歯と下の歯を合わせ、すり合わせたりかみ締めたりします。
そのため、歯肉にかかる負担が強く、歯ぎしり中は常に歯肉や歯周組織に負荷をかけている状態になります。
負荷をかけすぎれば、歯肉自体が衰えるのはもちろん、炎症を起こしている場合は、さらに状態が悪化し、歯周病の進行度を加速させる原因となるのです。