唾液検査とは

唾液が消化のために大事な役割を担っていることは、よく知られています。
虫歯や歯周病から歯の健康を守る働きもそのうちの一つです。

歯磨きや食事管理がいい加減なのに、全く虫歯にならない人、このような方の多くは、唾液の緩衝能という働きが抜群で、分泌量も多い人です。

唾液が口の中で隅々まで流れていることが口の中の健康を保つ秘訣なのです。

当院では、虫歯にかかる原因を調査、そこから新しい予防方法を提案し、歯の健康を守る 虫歯予防治療学（＝カリオロジー）の概念の下、積極的に唾液検査を薦めています。

フッ素

当院では効果を高めるために、フッ化ナトリウム溶液をイオン導入装置を使い、フッ素とナトリウムに電気分解し歯質に取り込むイオン導入法を行っています。
単に塗るだけでは歯質に取り込まれにくいフッ素を一時的に人体を＋の電位に変えて浸透しやすくさせます。

Ｐ．Ｍ．Ｔ．Ｃ

毎日しっかりはみがきしているつもりでもどうしても歯ブラシの届きにくいところ、汚れがたまりやすいところができてしまいます。
この部分のお掃除を専門の機械で徹底的に行うのがP.M.T.Cです。

母子感染予防

生後１歳半～３歳がむし歯菌の住みつく時期です。
口移しで物を食べさせたり、おとなが使った箸で赤ちゃんに食事をさせたりすると、ミュータンス菌などの細菌が増えてお口の中の病気の原因となる事があります。

お母さんのお口の中のばい菌の数とそのこどもたちのむし歯になる割合を示しています。お母さんのお口にばい菌が多いとこどももむし歯になる可能性が高くなるのが分かります。

歯科医院で治療やお口の清掃をしてもらった母親としなかった母親でこどものむし歯のでき方の違いを表したものです。

キシリトール

キシリトールは白樺や樫などの樹木を使ってできた、むし歯の原因になる酸を作らない天然素材の甘味料です。

• むし歯の原因「酸」を作らない
• むし歯菌の数を減らす
• むし歯になりかけた部分(再石灰化)をもとに戻す

という効果があります。

キシリトールの選び方

• 使用されている甘味料の50％以上がキシリトールであるものがよいでしょう。キシリトール含有量が書いてある部分を見て判断することもできます。
• キシリトール含有量が書かれていない場合は、栄養成分表示を見れば計算できます。キシリトールの量が炭水化物に近いほど、キシリトールを含む割合が高いです。
• 歯科専用のキシリトールガムは甘味料にキシリトールを100%使用しております。むし歯の原因となる成分は入っていないのでオススメです。

効果的な取り方

• 1日3回は使用する(むし歯になりやすい人は5回が望ましい)
• 毎日摂取
• 食後や間食の後に摂る

当院でキシリトール100%歯科専用のキシリトールガムを販売しております。
詳しくはスタッフまでお問い合わせ下さい。

ホワイトニングトゥーペースト

AP24　ホワイトニングトゥースペーストはAP（アンチプラーク）成分により、食後の口内をPH7(弱アルカリ性)に保ち、酸性となりずらい為、歯を溶けにくくするものです。
歯垢の付着も防ぎ、むし歯になりにくい状態を最大24時間キープしてくれます。

• 特殊コーティング効果で、歯面をツルツルにします。
• フッ素配合で歯質を強化します。
• ホワイトニング効果で、着色を防ぎ、歯本来の色を保ちます。
• 粘膜を通さない界面活性剤を使用しており、体に無害です。